Kraken(クラーケン)が日本居住者向けサービスを停止へ

海外の大手取引所であるKraken(クラーケン)は2018年4月17日に日本でのサービスを停止すると発表しました。

Krakenは海外に本拠地を置く取引所ですが、海外の取引所の中では唯一日本語に対応しており利用している日本人も多かったと思います。

そのKrakenが日本でのサービスを停止すると発表してしまいましたので、Krakenのウォレットに仮想通貨を入れている方は別の口座に移す必要があります。

Krakenを利用している方は以下のようなメールが来たと思います(Krakenのメールを引用)。

お客様各位(日本居住のお客様へ)

平素より格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。

この度 Kraken では日本居住者に向けた仮想通貨交換業サービスを廃止する事を決定致しましたので、お知らせ致します。サービスの廃止や利用者財産返還の日程につきましては、詳細が決まり次第、お客様へご連絡させて頂きます。尚、この日本地域におけるサービスの廃止は、日本居住者のお客様に向けた変更であり、非居住者や海外在住企業は対象外となります。

Kraken が日本で仮想通貨取引所サービスを開始した2014年10月以来、永らくご愛顧をいただいておりますお客様におかれましては、多大なご迷惑をおかけすることとなりますこと、心よりお詫び申し上げます。

皆様からの厚いご支援をいただいている中、誠に遺憾ではございますが、近年急激に拡大した事業のグローバルな最適化を慎重に検討した上での判断となります。産業全体のグローバルな成長をしっかりと掴んだ上で、将来、日本に向けたサービスを再検討したいと考えております。尚、 株式会社MTGOX(Mt.Gox)の破綻に関わる債権弁済につきましては技術支援を継続致します。

利用者財産の返還手続きの詳細につきましては、別途ご案内いたします。併せて、法令に定めた公告を行いますので、ご高覧頂きますようお願い申し上げます。

***記***

注:下記は現在調整中の予定であり、記載日以降へと変更される可能性をご留意下さい

2018年5月中旬(予定)入金・入庫最終日
2018年6月中旬(予定)売買取引最終日
2018年6月下旬(予定)出金・出庫最終日

以上

Kraken Team / Payward Japan株式会社

Krakenはサービス停止の理由について「その他の地域へのサービス強化にリソースを注力するため」とコメントしており、将来的には日本居住者へのサービスを再検討するとのことだがいつになるかは決まっていないとのこと。

日本に住んでいてKrakenを利用している方は忘れないうちにウォレットに入れてある仮想通貨を出金しておきましょう。

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