仮想通貨のEtherDelta Token(EDT)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
EtherDelta Token(EDT)とは分散型取引所(DEX)の構築を目的として作られており、イーサリアムのブロックチェーン上で発行されているトークン(ERC20)をイーサリアムを基軸通貨として取引したり、トークン同士の取引もできるようになっています。
EtherDeltaの分散型取引所であるForkDeltaはすでに稼働しており、MyEtherWalletやMetaMaskなどと連携させることにより誰でも利用できるようになっています。
2018年5月8日時点でForkDeltaでは1日に約226BTC相当の取引量があり、以下のような通貨が取引されています。
EtherDeltaの最大の魅力は未上場やICO直後のトークンを購入できることにありますが、当然すべてが高騰するわけではなく、そのコインが本当に投資する価値があるのかを見極める眼が必要になります。
EtherDelta Token(EDT)の時価総額
EDTの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング1444位で1EDTあたり0.65円となっていました。
EtherDelta TokenはEtherDelta(ForkDelta)で発行されている独自トークンで、このトークンを持っているとEtherDeltaが買い戻しを行いバーン(永久凍結)することにより一枚の価値が上がるとされています。
またこのトークンはForkDeltaで取引を行った際の手数料として利用することもでき、このトークンを使うことで割引もあるようです。
EtherDelta Token(EDT)のチャートと今後の将来性は?
EDTの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:EtherDelta Token(EDT)のリアルタイムチャート
取引所が稼働し始めたのは2018年に入ってからのようですが、最初のうちは仮想通貨全体の高騰もありEDTも順調に高騰しています。
最も高値を付けた時で1EDT当たり15円ぐらいになっていたので、今の金額から考えると20倍以上となっていますね。
その後がずっと低空飛行が続いていますが、その要因の一つには似たようなコンセプトの仮想通貨が他にもあるということでしょう。
EtherDeltaではすべてのやり取りがオンチェーンで行われるためいちいち手数料が発生してしまい、何度も取引しているとバカにできない金額になってしまいます。
上記で紹介している0xなどは実際の取引以外はオフチェーンで行われるため非常に手数料が安くなるというメリットがあり、今後はこちらの技術が主流になって行くと考えられています。
そのため今後EtherDeltaに何かしらの特別なアイディアがないと生き残っていくのは難しいかもしれませんね。
EtherDelta Token(EDT)が購入できる取引所は?
EDTはEtherDelta(ForkDelta)で独自に発行されているトークンであるため、扱っているのもEtherDeltaのみとなっています。
興味のある方はEtherDeltaで利用できるウォレット(MetaMaskなど)を準備して取引してみてください。