仮想通貨のレンディングとはどういったサービスなのかわかりやすく解説していきたいと思います。
仮想通貨の取引所の中にはレンディングというサービスを実施しているところがあります。
日本の取引所ではbitbankやGMOコインが最近サービスを開始し海外の取引所ではアメリカのPoloniexが有名ですね。
レンディングとは貸出サービスのことで、自分が持っている仮想通貨を取引所に貸し出すことによって利息を得られるサービスとなっています。
たまに勘違いする人もいるのですが(自分がそうでした)、仮想通貨を借りられるサービスではないので間違えないようにしてくださいね。
仮想通貨のレンディングを行うメリット
レンディングを行う最大のメリットは保有しているだけで仮想通貨が増えていく点です。
ウォレットに入れておくだけでは仮想通貨が増えることはありませんが、レンディングで貸し出しを行うと決まった金利分の利息を受けることができ、トレーディングと違って損をすることが一切ありません。
現在の日本では銀行にお金を預けていても年利が1%以下なのが当たり前ですが、仮想通貨だと1%以上になることも普通にあります。
安全に仮想通貨を増やす方法としては非常に優秀な方法なので興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか?
仮想通貨のレンディングを行うデメリット
一見するとメリットばかりに思えますが、レンディングサービスを利用するにあたってデメリットもあります。
1つ目は取引所が破綻してしまった場合は貸し出した通貨が戻ってこないという可能性です。
レンディングサービスでは取引所の保証が付いていることはほとんどないため何らかの理由で破綻してしまった場合は回収不可能となってしまいます。
また仮想通貨は非常にセキュリティに優れたものになっていますが、現状では取引所にハッキングを行い仮想通貨を盗もうとする輩もたくさんいます。
万が一貸し出しをしている間に仮想通貨が盗まれてしまってもおそらく保証の対象外となってしまうでしょう。
2つ目は期間内は出金ができなくなるという点です。
貸付期間は取引所によって異なるのですが、長ければ1カ月単位で貸し出しを行うことになり、その間はその通貨を動かすことができなくなります。
途中で解約することも可能ですが、その場合は解約料を取られてしまい結局損をすることになります。
そのため長期保有が目的でない通貨をレンディングするのは好ましくありません。
このようにレンディングにはメリットとデメリットがあり、きちんと理解して運用すれば確実に儲けられるシステムとなっているので、興味のある方はぜひ行ってみてください。
日本に在住の方ならまずはビットバンクで行うのがおすすめですよ。