仮想通貨のFUEL(Etherparty/イーサパーティ)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
イーサパーティーとはプログラミングの知識を必要とせず誰でも簡単にスマートコントラクトを作成できるように作られたプラットフォームで、その名称通りイーサリアムがベースとなっています。
スマートコントラクトを一般に普及させることを目的としており、例えば個人間での仕事の契約やクラウドファンディングなどを行う際に誰でも気軽に使えるといった利点があります。
FUELはイーサパーティというプラットフォームで使える通貨で、その名称通り燃料のようなものになっています。
ちなみにイーサパーティの公式サイトではスマートコントラクトの課題を以下のようにあげています。
- プログラミング知識が不可欠
- スマートコントラクトには沢山の機能・プロパティが存在する
- ちゃんと考えないと、抜け穴(バグ)だらけになる
- ソフトウェアをインストールしなければならない
- 構築費・維持費が高額になる
- 分かりやすいツールが不足している
イーサパーティはこれらの課題を解決するために以下のような特徴を備えています。
- いつでも、どこでも、どの端末からでも、アクセスできる
- ボタン一つで契約を作成できる
- 複数の仮想通貨に対応している
- システムを『構築・保有』する必要がない
- APIで連携できる
仮想通貨の中には同じようなコンセプトのDLT(アグレロ)というものがありますが、こちらはAPIの連係が取れず、プロジェクトの進行具合もいまいちなので、FUELの方が先行者利益を獲得できそうですね。
FUELの時価総額
FUELの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは229位で1FUELあたり約8円となっていました。
ちなみに同じ系統のDLT(アグレロ)は以下のような感じです。
この記事を書いている時点ではFUELの方が時価総額は上の方になっていますが、どちらがいいかは正直よくわかりませんね。
FUEL(Etherparty/イーサパーティ)のチャートと今後の将来性は?
FUELの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
だいたいビットコインの価格と同じような感じで推移していますね。
つまり現時点ではFUELの価値というよりは仮想通貨としての価値程度のものしか持っていないということなのかもしれません。
しかしながらイーサパーティはホワイトペーパーでプロジェクト内容を詳細に記しており、すでにβ版のイーサパーティをリリースしており、プロジェクトは順調に進行しています。
なによりスマートコントラクトの応用性が高いため、一般に普及すればかなり実用的なプロジェクトなので将来性はかなりあると思います。
具体的な実用例
金融業の場合
- 支払処理における、間違い・契約内容の不一致・書類紛失を無くす。
- データ改ざんを防ぐこともでき、完璧な支払処理が可能となる。
製造業の場合
- 原材料の調達~製品・サービスがお客様へ届くまでの間は、多くのシステムが絡み合い、とても複雑。そして、紙に依存していることが多い。
- イーサパーティのAPIを使用することで簡単にシステムを統合することができ、データが一つのブロックチェーン上に管理される。
- よって、早くて、安全で、透明性のある(不正の無い)システムを構築できる。
興味のある方は自己責任で購入してみてください。
FUELが購入できる取引所は?
FUELの取引は9割以上がBinanceで行われていました。
これはBinanceの手数料が最も安からでしょう。
FUELを購入してみたいと思っている方はぜひBinanceを利用してみてください。