仮想通貨のSentinel Protocol(UPP)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Sentinel Protocol(UPP)とは仮想通貨プロジェクトが管理者不在であるがゆえに起こるセキュリティの弱さを補うためのプロトコルを提供しています。
イメージ的にはブロックチェーン専用のウイルス対策ソフトのような感じですね。
現在の仮想通貨市場ではセキュリティ対策は個々のプロジェクトが独自に行う必要があり、管理者がいないためハッカーは標的選定が容易になっています。
Sentinel Protocolはそうした悪意ある外部からの攻撃に対する標準的な対策を提供してくれます。
Sentinel ProtocolのバックボーンはThreat Reputation Database ( TRDB )で、TRDBは暗号化交換、財布、支払いサービス、ITおよびセキュリティ会社など、分散したソースから脅威データを収集します。
例えば個々のユーザーを見張り怪しい行動があった場合は通報してくれます。
ハッカーによる不正送金があり、その送金に関わっているウォレットを特定・監視することもできるようになっています。
セキュリティ会社などはデータを提供することによって報酬を受け取ることもできるようになっています。
ちなみにSentinel Protocolで検出されたすべてのサイバー脅威情報は、個人、ブロックチェーン企業、セキュリティ会社、政府などに即座に伝達されるようになっているので、サイバー攻撃に対して多角的に対応することができます。
すべての仮想通貨のセキュリティが向上するという面では非常に素晴らしいプロジェクトであるといえると思います。
Sentinel Protocol(UPP)の時価総額
UPPの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング485位で1UPPあたり3.21円となっていました。
ICOの段階では1ETH = 5,000UPPとなっており、当時のレートで1UPP=10円ぐらいだったと思われます。
そう考えると現在はかなり下がってしまっていますね。
Sentinel Protocol(UPP)のチャートと今後の将来性は?
UPPの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Sentinel Protocol(UPP)のリアルタイムチャート
チャート上ではだいたい9円ぐらいからスタートしていますが仮想通貨の地合いが悪いこともあり右肩下がりになっていますね。
ただ最近はかなり安定してきているようにも思えますし、個人的には何も心配はしていません。
Sentinel Protocolのプロジェクトは競合も少ないですし、うまくいけば市場を独占できる可能性もあると思っています。
仮想通貨ウォレットであるGINCOも先日Sentinel Protocolとの提携を発表しました。
ロードマップを見ると2018年中にはメインシステムが導入される予定になっていますし、2019年には詐欺検出システムがメインネットに追加されるとなっていました。
これらが追加されて実用性が証明されれば需要が増えて価値も上がっていくでしょうね。
個人的には今が仕込み時だと考えていますので今後の動向にも注目していきたいと思います。
Sentinel Protocol(UPP)が購入できる取引所は?
現時点では9割以上がBiboxで取引されています。
Biboxは将来有望なコインを多数取り扱っているので口座を作っておいても損はないでしょう。
大手にはまだ上場していないのでキャピタルゲインにも期待できると思いますよ。