仮想通貨のShivom(OMX)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Shivom(OMX)とはブロックチェーン技術を利用してDNA情報を安全に管理できるプラットフォームを提供しています。
DNAは究極の個人情報とも言われており、情報漏えいなどの危険性からなかなか収集が進んでいません。
しかしながらDNAの中には健康、病気、外見、心理、能力などさまざまな情報がはいっていると考えられており、多くの機関がDNAとの関連性を調べています。
最も期待されているのは医療への応用で、DNAを調べることによって潜在的にリスクのある病気の治療を行うことができるようになるといわれています。
ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんがDNA診断の結果乳がんになる可能性が高く、発症前に切除してしまったというニュースは日本でも大きく報道されました。
このようにDNA情報からは非常に多くのことが分かるのですが、それだけに非常に価値を持っており扱いが難しいものになっています。
これを解決するためにShivomではブロックチェーンを使ってハッキング不可能な環境を作り、安全にDNA情報を管理できるデータバンクを作成しようとしているというわけです。
Shivomに登録されたDNA情報は本人からしかアクセスすることができず、個人の判断によって研究機関に売買することもできます。
研究機関は膨大なDNA情報が安価に手に入り、新薬開発などに役立つといわれています。
例えば乳がん患者のDNA情報を100万人分集めてDNA情報を解析し、健常者とどの部分が違うのかを比較することで原因を突き止めることもできるかもしれないというわけなんですね。
また原因が分かればそれに対してのみ効果のある治療薬を使うことで副作用を極限まで少なくすることもできます。
DNAデータバンクを作ろうとしているプロジェクトは他にもありますが、Shivomはインド政府主導で行っているプロジェクトであるため多くの人から注目を集めています。
ICOが行われた当時は日本にもその情報が入ってきており販売もされていたのですが、この時に詐欺が横行してしまい日本でのイメージは最悪になってしまいました。
ですがプロジェクト的には非常に期待のできるものですし、プロジェクトの内容が詐欺という可能性は限りなく低いので認識を間違えないようしてくださいね。
Shivom(OMX)の時価総額
OMXの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング541位で1OMXあたり0.77円となっていました。
日本でも話題になりましたが残念ながらICO割れを起こしてしまっており、日本人の認識は詐欺案件というものになってしましました。
Shivom(OMX)のチャートと今後の将来性は?
OMXの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
ICOの段階では1ETH=7,000OMXで販売されていました。
しかし先ほども触れましたが日本では1ETH=2,000枚で売られるという詐欺が横行し、多くの方が騙されて購入してしまいました。
どうやら被害者の会というものも作られているようです。
それはさておき、当時のレートだとだいたい1ETHは6万円から7万円ぐらいだったと思うので、1OMX=10円ぐらいだったということですね。
チャートを見ると5円ぐらいからスタートしており大きくICO割れを起こしていることがわかります。
現在の価格は10分の1以下になってしまっており、これでは詐欺といわれても仕方ないかもしれませんね。
ただし詐欺なのはそれをあおりにあおって売った側であって、プロジェクト自体は詐欺ではないのでその点は間違えないようにしてくださいね。
ホワイトペーパーのロードマップは以下のようになっており、着々とプロジェクトは進行しているようです。
価格も安定してきていますし、個人的にはそろそろ買い時だと思っています。
Shivom(OMX)が購入できる取引所は?
現時点ではCoinsuperとCoinbeneで同じぐらい取引されていました。
どちらも中堅どころの取引所で今後の成長が期待できるところなので口座を作っておいても損はないでしょう。
特にCoinbeneは取引所トークンも発行しているので口座を作っておいた方がいいと思いますよ。