仮想通貨のTelcoin(TEL)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Telcoin(TEL)とはブロックチェーン技術を利用したモバイル決済・送金サービスを提供するプラットフォームを構築しています。
ホルダーはTelcoinを使って料金の支払いができるようになるほか、モバイルで行ったショッピングの支払いに利用したり手数料の安い送金に利用したりすることができます。
Telcoinは、提携しているGSMAモバイルネットワーク事業者によって独占的に配布されることになっています。
これによってTelcoinは50億人のモバイルユーザーと間接的につながることができるようになり、より多くのユーザーに利用してもらうことができるようになります。
そもそもTelcoinはウェスタンユニオンのような大手のプレイヤーによって支配されている送金市場にメスを入れるためにプロジェクトを開始しました。
国際送金の手数料というのは非常に高いですから、これが安い手数料で、しかもモバイルで簡単に送金できるようになればありがいたいですよね。
将来的にはローミング支出(観光客に現地通貨へのアクセスを提供する)、国際援助(アンダーバンキングへの支出の促進)、および一般的なオンライン支払いまでTelcoinで行えるようにしたいとのことです。
公式サイトに掲載されているアドバイザーにはMichimasa Naka氏という日本人も参画しており、事務所もどうやら日本に拠点があるようなので、もしかしたら日本のモバイル産業にも進出するつもりなのかもしれませんね。
Telcoin(TEL)の時価総額
TELの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング165位で1TELあたり0.10円となっていました。
2018年の1月に公開されて右肩下がりとなっており、これまでに大きな動きはありませんね。
Telcoin(TEL)のチャートと今後の将来性は?
TELの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
ICO時の価格はわからなかったのですが、取引所のチャートを見てみると0.5円付近からスタートしていますね。
時期が仮想通貨全体が高騰している時だったのですぐに2倍以上に高騰しましたが、その後は下落の一途をたどっています。
ロードマップを見ると2018年中にはナイジェリアでの送金免許を取得し、更にチュニジア、アルジェリア、ウガンダ、ケニア、タンザニア、フィリピン、インドネシアなどにマーケットを展開していく予定になっていました。
その後はカナダ、オーストラリア、シンガポールに展開し、アメリカや日本で展開していくための法律面での対応を行っていくとのこと。
本当にここまで大きな規模で事業展開できるようになればその価値は確実に上昇するでしょうね。
Telcoin(TEL)が購入できる取引所は?
現時点ではKucoinとHitBTCでの取り扱いがほとんどでした。
残念ながら日本人ではどちらも利用できませんね。
IDEXでもわずかながら取引されていたので興味のある方はそちらから購入してみてください。