仮想通貨のTezos(XTZ)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Tezos(XTZ)とは2014年に始まったプロジェクトでコンセプト自体はイーサリアムによく似ています。
つまりブロックチェーンを使ったプラットフォームとなり他の仮想通貨の基盤になることを目指しているわけです。
ICOでも200億円以上を調達し非常に期待されていたのですが、これまであまり話題に上がりませんでした。
それはTezosを開発する組織でごたごたがあり、トークンの配布が遅れに遅れ訴訟問題にまで発展したからです。
結局一般に公開されたのは2017年の10月ごろでしたが、あのCoinMarketCapにも掲載されることなく今日まで経過していました。
しかし2018年7月5日に突如CoinMarketCapに出現し、いきなり時価総額19位にランキングされたのです。
そのため驚いて調べた方も多いでしょう(私もですw)。
イーサリアムとの大きな違いはプロジェクトの方向性を開発者が提案しそれを多数決で決めることです。
一般的な仮想通貨では無償で開発を行うのがほとんどなのですが、Tezosでは開発の報酬としてTezosが支払われるので開発者はプロジェクトをよりよくしていくためのモチベーションを保つことができます。
更にTezosにはFormal Verification(フォーマル検証)と呼ばれるシステムが導入されており、スマートコントラクトにバグがないかを常に検証するようになっています。
これによって大切な取引が無効になったりすることを防ぐことができます。
このように非常に有望なプロジェクトなのですけど、ごたごたがあってなかなか一般に出回らなかったというわけです。
ごたごたの内容はここでは割愛しますね。
Tezos(XTZ)の時価総額
XTZの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング19位で1XTZあたり212円となっていました。
発行枚数の上限が763,306,930XTZとなっているためこの価格でも高い順位にいるというわけですね。
ただ本当にイーサリアムと同じポテンシャルを秘めているならあれぐらいまで価格が高騰してもおかしくはないということになりますね。
とはいっても公開されたのがちょっと遅いためこれからどうなるかは正直読みにくいですね。
この数日で半額以下になっているので取りあえずは動向を見守るのが吉だと思います。
Tezos(XTZ)のチャートと今後の将来性は?
XTZの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年7月5日にCoinMarketCapに新たに表示されるようになったのはおそらくGate.ioに上場したためでしょう。
それまではHitBTCのみでの取り扱いとなっていたようですが、取引自体には制限があったようです。
プラットフォーム型の仮想通貨であるだけに期待したいところですが、内紛があったりと不安要素は多いです。
実際この数日で半額以下に価格が落ちているわけですし、先行きは何とも言えない感じだと思います。
ギャンブルに出ずにここは動向を見守るのが正解でしょうね。
Tezos(XTZ)が購入できる取引所は?
先ほども触れましたが取引量が最も多かったのはGate.ioです。
大手ではHitBTCでも取り扱っていますが日本人には利用できませんのでGate.ioを利用する必要があります。
興味のある方は口座を作ってみてはいかがでしょうか?