仮想通貨のAgrello(DLT)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Agrello(DLT)とはAIのアドバイスのもと法的に拘束力のあるスマートコントラクトを作成することができる契約プラットフォームを提供しています。
法的に拘束力のある契約には例えば不動産、保険、ローン、宿泊、労働契約など様々なものがあります。
通常のスマートコントラクトではこういった法律がからんでくる契約を履行するのが難しかったのですが、Agrelloでは簡単に契約を結ぶことができるテンプレートとAIによる専門的アドバイスを導入することによってこのような専門的な契約でも履行することができるようになるのです。
しかもこれらの契約がスマートフォン1台あればできるようになるというのが最大のメリットでしょう。
日本ではこういった契約にハンコを使うのが一般的ですが、Agrelloを利用すると法的に拘束力のある電子署名を利用することになります。
例えば簡単なユースケースを紹介すると、一人暮らしを行うのに賃貸契約をするとします。
通常の手順では現地に赴き管理人と賃貸契約を結び正式な書類を作成する必要があるのですが、Agrelloを利用するとスマートフォンから簡単に賃貸契約を結ぶことができるというわけです。
AIの補助により面倒な書類の処理なども行ってもらうことができるので、ユーザーは本当に手軽に契約を結べるようになります。
このプロジェクトはエストニアの法律関係者、高等教育機関、情報技術専門家のチームによって設立されており、45年以上のエストニアの法整備と15年以上にわたるブロックチェーンの研究に携わってきています。
しっかりとした下地があるためこのようなプロジェクトを作ることができたんですね。
現状はAIの技術がまだ実用段階に達していないようで利用はできませんが、まあ近い将来利用できるようになるでしょう。
Agrello(DLT)の時価総額
DLTの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング466位で1DLTあたり6.77円となっていました。
まだこの通貨自体には価値がほとんどなく価格変動は他の通貨に引っ張られているという感じです。
ですがつい先日取引高が増えて1.2倍ぐらいに価格が高騰していました。
Agrello(DLT)のチャートと今後の将来性は?
DLTの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
仮想通貨の地合いが悪いためここまでは大きな高騰を見せておらず下落傾向にあります。
しかしながらプロジェクトは順調に進んでおり、先日公式サイトも一新されました。
チャートを見ると最も安かった時から比較して2018年の仮想通貨全体の高騰時には10倍以上に値上がりしていました。
現在はかなり低迷していますが、先日取引高が多くなり多少の上昇がみられました。
SNSを見てみるとエストニアでスタートアップ企業として上位にランクインしたという記事が掲載されていたのでその影響かもしれませんね。
プロジェクト的に見ても競合はほとんどありませんしAIの作成がうまくいけば市場を独占できる可能性もありますね。
Agrello(DLT)が購入できる取引所は?
現時点ではほぼ全てががBinanceで取引されています。
Binanceは日本人にも使えて手数料が安く絶対に押さえておきたい取引所です。
まだ口座を作っていない方はこの機会にぜひ作ってみてください。