仮想通貨のCallisto Network(CLO)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Callisto Network(CLO)とはEthereum Classicからハードフォークして生まれたプロジェクトで、主にEthereum Classicのスケーラビリティ問題やセキュリティ問題を解決することを目的としています。
ハードフォークは運営陣の意見対立によって生まれることが多いのですが、Callisto NetworkはEthereum Classicの開発陣がそのまま開発しています。
ハードフォークの際にはEthereum Classic保有者に1対1でエアドロップが実施されたため、ハードフォーク前には買いが集中しEthereum Classicの価格が上昇しました。
Callisto Networkには以下のような特徴があります。
コールドステーキングコイン
コールドステーキングとは長期ホルダーにそれに応じた報酬を与える制度で、2018年11月11日からスタートします。
マイニング報酬の20%がコールドステーキングとしての報酬に充てられるようです。
スマートコントラクトの監査
スマートコントラクトのハッキングは何百万ドルもの損失を招きます。
Callisto Networkはスマートコントラクトの監査を行い致命的なバグがないかを見つけることができるようになっています。
これによってEthereum Classicのセキュリティが向上することになります。
オンチェーンガバナンスシステム
自己統治及び自己進化を行う分散型の組織作りを助けます。
ETC networksのスケーラビリティ改善
Callisto NetworkはEthereum Classicのサイドチェーンとして機能し、手間のかかり処理をこちらのチェーンで処理することによってスケーラビリティの向上を図ります。
これはイーサリアムにおけるPOA Networkによく似ていますね。
透明性の確保
ネットワークの情報を公開し高い透明性を確保しています。
Callisto Network(CLO)の時価総額
CLOの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング386位で1CLOあたり1.25円となっていました。
2018年の3月ごろに公開されており、直後は地合いがよくなったこともあり価格をあげましたがその後は低迷しています。
ですが最近になって取引高が増えてきており価格が大きく変動しています。
Callisto Network(CLO)のチャートと今後の将来性は?
CLOの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Callisto Network(CLO)のリアルタイムチャート
しばらくの間低迷していましたが2018年10月6日から上昇に転じています。
SNSを見るとアップデートのアナウンスがあったのでその内容によって高騰したと思われます。
内容を調べてみると「RSK.co」や「Hosho」や「Coinomi Wallet」との提携が書いてあったのでこのあたりが影響したのかなと思います。
開発は順調に進んでいるようなので、今後の大型アップデート次第では価格が高騰する可能性もあると思います。
Ethereum Classicと合わせてチェックしておくといいでしょう。
Callisto Network(CLO)が購入できる取引所は?
現時点ではSistemkoinでの取引量が最も多くなっています。
上場の際にはネットでたたかれたようなのですが、結局は多くのユーザーを取り込むきっかけになったようですね。
取引量もまあまあ多い取引所なので興味のある方は利用してみてください。