仮想通貨のDent(デント)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Dentはイーサリアム系の仮想通貨で、スマートフォンなどのモバイル通信データをユーザー間同士で自由に売買できることを目的として作られています。
Dentの理念は「この惑星の誰もがモバイルデータパッケージを購入して販売し、モバイルデータを解放する機会を持つブロックチェーンを使って、グローバル市場を創造すること」と公表されています。
まあ簡単に説明するとあまったパケを第3者に売ることができるようにするという感じですね。
Dentには大きく分けて以下のような特徴があります。
- モバイルデータの個人間売買
- 適正価格でのデータ購入
- 国際ローミング問題の解決
モバイルデータの個人間売買
これは先ほど説明した通りですが、あまったデータ容量を個人間で自由に売買できるようにするというものです。
その際の価格は基本的には個人間で決めることになるのですが、現在の通信業界の通信料は割高に設定されており、これが導入されると競合することによって価格が下がり適正価格になる可能性が秘められています。
国際ローミング問題の解決
国際ローミング問題とは海外でデータ通信を行うと莫大な金額を請求される問題で、これは外国にいても自国の回線を一旦経由しているから起こる問題です。
Dentでは個人間のデータ容量が売買可能になるため例えばアメリカに滞在している時はアメリカ人からデータ容量を購入することによって低コストで通信を行うことができるようになるというわけです。
ただし利用者側には非常に魅力的なサービスなのですが、通信業者側にはメリットがないため、特に日本でのサービス展開は難しいといわれています。
DENTの時価総額
2018年4月13日現在のDENTの時価総額ランキングは105位となっていました。
DENTの総発行枚数は1000億DENTとなっていますが、現時点ではだいたい100億DENTが市場に出回っています。
今後残りの通貨がどのように扱われるかで時価総額も変わってきそうですね。
Dent(デント)のチャートと今後の将来性は?
DENTの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
仮想通貨全体の値上がりもあり一時は1DENTあたり10円くらいまで高騰しましたが、その後は下落し2018年4月13日時点では1DENTあたり1.2円となっています。
このチャートを見る限りでは仮想通貨全体が高騰すればまた高値をつける可能性は十分ありますね。
ロードマップを見る限り2018年以降はユーザーの獲得と通信業者との提携を主としているようですね。
DentはすでにNIKEとの提携を発表しており、NIKEの広告をWebで閲覧すると仮想通貨がもらえるというシステムを導入することを目指しているようです。
今後大手企業との提携がすすでいけばDENTがさらに値上がりする可能性もあると思います。
まあ結局は通信業者との提携がうまく進むかどうかというところですので、今後の展開に期待しましょう。
Dentに可能性を感じる方は今のうちに購入しておくといい思いができるかもしれませんね。
DENTが購入できる取引所は?
DENTはまだ日本では取り扱っておらず海外の取引所を利用する必要があります。
海外の大手取引所では
あたりに上場しているのでいずれかを利用するといいと思いますよ。