仮想通貨のFansTime(FTI)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
FansTime(FTI)とはスターとファンが新たなエコシステムを構築するためのプラットフォームを提供しています。
今日のエンターテイメント業界には以下のような問題があるとFansTimeは指摘しています。
- スターの価値は大規模なプラットフォームや大企業によって独占されている
- インタネットの普及によりスターの名を借りた詐欺が横行している
- スターの利益は仲介者によって搾取されている
- スター自身が現金化する経路が限定されている
このような問題を解決するためFansTimeではスターとファンが直接結びつくコミュニティを形成し、自分で自分をプロモーションできるエコシステムを提供します。
ユーズケースがホワイトペーパーに掲載されていたので紹介しておきますね。
- 2018年、俳優Aがドラマ出演したことをきっかけに少数のファンが定着する。俳優AはFansTime内のアプリケーション「ファンライトモール」で写真や生放送プログラムなどをアップロード。FTIトークンを持っているファンはそれを購入できるようになる。
- 2020年、ファンが増えたことにより俳優Aは多様な商業チャンネルを作ることが可能になる。俳優AはFansTime内のアプリケーション「タイムエクスチェンジ」で自分の商品と時間を発行し、それを購入したファンと直接会うイベントを開催し交流を深める。俳優Aの人気が上がるほど発行した時間の価値は高くなる。
- 2022年、俳優Aはスターとなり独自のブランドを確立する。俳優AはFansTime内のアプリケーション「トークンエクスチェンジ」で独自トークンを発行し、ファンはFTIトークンでそれを購入できるようになる。独自トークンが流通するごとに価値が高まり、俳優Aはリターンを得ることになる。
概要はだいたいこんな感じです。
時間を発行できるという点がおそらく最大の魅力点となっており、簡単にいうと握手券のようなものですね。
ファンにとっては直接会うことができるようになるので、そのスターが魅力的であればある程価値は高まるというわけですね。
FansTime(FTI)の時価総額
FTIの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング1441位で1FTIあたり0.61円となっていました。
流通量がはっきりしていないためまだこの順位になっていますが、おそらくは500位台ぐらいに収まるのではないかと思っています。
FansTime(FTI)のチャートと今後の将来性は?
FTIの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年7月に公開されたばかりなのでまだそれほど大きな動きはありませんね。
ただつい先日取引量が急増し、1.3倍ぐらいの価格に高騰しました。
まあまだ2カ月もたっていないので大きな動きがあったわけではないでしょう。
この業界について自分は全く知らないのでこの仮想通貨にもそれほど魅力を感じませんが、取引量から見るとそれなりに注目を集めているんですかね?
日本にはあまりない考えかもしれませんが、海外では自己ブランディングを行うのは当たり前のような感じなのかもしれませんね。
興味はありませんが今後の動向はチェックしていきたいと思います。
FansTime(FTI)が購入できる取引所は?
現時点ではGate.ioでの取引がほとんどで、HADAXにも上場していますが日本人では利用できません。
なので購入したいと思っている方はGate.ioで口座を作って購入してみてください。