仮想通貨のFOAM(FOAM)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
FOAM(FOAM)とはブロックチェーンを利用した位置情報サービスを提供しているプロジェクトになります。
現在の位置情報サービスと言えば誰もがGPSと答えると思いますが、あれって誰が運営しているか考えたことがありますか?
GPSは米国防総省が運営している衛星から送られてくる信号を利用しており、言わずもがな中央集権的なものになっています。
現在は無料で民間に開放されていますが、この先もずっとそうとは言えませんね。
またスマートフォンにはマップアプリなどが多数ありますが、多く利用されているのはGoogleやYahooなどの大手がつくったものでしょう。
需要があるということはそれだけ利益が上がっているということにもなり、この市場ではほぼほぼ独占状態にあると思われます。
FOAMではこういった独占的な市場に待ったをかける画期的なプロジェクトとなっています。
具体的には時間同期を通じてGPSなどの外部集中ソースとは独立した安全な位置情報サービスを提供できる無線ビーコンの無用で自律的なネットワークを可能にします。
位置情報はゾーンアンカーと呼ばれる無線トランシーバを配備するためのビーコンの分散型ネットワークを導入することで取得可能になるとのこと。
ユーザーは信号をゾーンアンカーに送ることで位置情報が分かるようになり、またそうすることによって報酬が得られるインセンティブも用意されています。
個人の位置情報だけでなくコンセンサスに基づいた世界地図の作製も可能になり、これからのプロジェクトに簡単に位置情報を組み込めるというメリットもあります。
具体的には以下のようなケースでの仕様が想定されています。
Internet of Things
IoTデバイスのセンサデータのネットワークに対する安全な位置確認とローカライズ
地理空間データ
立地証明を通じて検証可能な空間データの出所と帰属は、分散型データ市場の発展を支えています。
サプライチェーン
分権化された生態系において、サプライヤーから顧客まで、およびそれらの間のすべてのステップで、検証可能で正確な製品追跡を追加する。
モビリティ
位置追跡と詐欺防止を通じたモビリティサービスと自律型車両の成長を支援する。
保険
空間変数の信頼性のあるレポートによる自動化された競合解決と契約の実施
位置情報
ブロックチェーン対応の分析ツールキットに空間属性を追加する。
競合がほとんどいない分野なのでこれからの開発が非常に楽しみですね。
FOAM(FOAM)の時価総額
FOAMの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング1766位で1FOAMあたり6.30円となっていました。
上場したばかりなのでまだ何とも言えませんが、今後開発が進めば確実に価値は上がっていくと思います。
FOAM(FOAM)のチャートと今後の将来性は?
FOAMの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年の12月に公開されたばかりなので上図はあまり参考になりませんね。
時間がたっている場合は下のリンクから最新のチャートをご覧になってみてください。
個人的にはいいプロジェクトだと思っているのですがICOBenchなどの外部サイトの評価は低いんですよね。
開発は着々と進んでいるので利用できるプラットフォームがリリースされれば価値は上がると思いますけどね。
ただ世界すべての情報を得られるかと言えばそれは難しい気もします。
また現在のGPSの利用が無料であることから完成したとしてもそちらに何か問題が起きなければよっぽどのことがない限り乗り換えしないでしょう。
つまり利用者の獲得がかなり大きな壁になりそうということですね。
長期的なプロジェクトになりそうなので長い目で見守りましょう。
FOAM(FOAM)が購入できる取引所は?
現時点ではPoloniexでほぼすべてが取引されています。
Poloniexはアメリカの大手取引所で取引量も多いのでおすすめの取引所の一つです。
まだ口座を持っていない方はこの機会にぜひ作ってみてください。