仮想通貨のLogisCoin(LGS)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
LogisCoin(LGS)とはブロックチェーン技術を利用してサプライチェーンにおける問題点を解決するためのプラットフォームを提供しています。
サプライチェーンとは物品が生産者から消費者のもとへ届くまでの流れのことで、日本での産地偽装などの問題がニュースになったことを覚えている方もいるかもしれませんね。
現在のサプライチェーンでは特に医薬品や食料品での偽装のリスクが高く、ブランド物の偽物も多く出回っています。
このような問題を解決するためLogisCoinでは透明性が高くいつでもデータをリアルタイムで照合できるシステムを提供しようとしているというわけです。
ターゲットとなっているのは物流、つまり飛行機や船やトラックによる輸送です。
実現すればかなり有用なテクノロジーなのですが、それだけに競合が多いのも事実です。
有名どころではVeChain当たりが最も有力視されていますし、他にも多くのプロジェクトがサプライチェーンの改革を目指しています。
またLogisCoinのホワイトペーパーには技術的なことが一切書かれておらず終始プロジェクト概要の説明でとても見にくかったので個人的にはあまり期待していません。
LogisCoin(LGS)の時価総額
LGSの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング592位で1LGSあたり1374円となっていました。
発行上限枚数が21,000,000LGSと少なめなので単価は高くなっていますね。
しかも出回っている量がまだ2%にも満たないので長期的に解放されていく予定になっているのかもしれません。
運営がどのくらい握っているのか知りませんが、こうなるとちょっと怪しく感じてしまいますよね。
LogisCoin(LGS)のチャートと今後の将来性は?
LGSの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
どうやらICOは行われておらずプレマイニングとマスターノードへの分配のみで出回っているようです。
チャートを見ると600円前後からスタートしており現在は倍ぐらいの価格になっていますね。
発行枚数の増加からなのかチャート上ではいきなり時価総額が上がるところが2つあり、良くわからない感じになっていますね。
最も高い時には2000円ぐらいになっていたのですが現在は少し落ち着いています。
ただプロジェクトがきちんと進んでいるかどうかは疑問が残るところで、別のサイトを見ると運営は以前にコンセプトが同じLightpaycoinという通貨も作っていたという情報もありました。
本当かどうかはわかりませんが、そう聞くとあまりいい印象はありませんね。
個人的にはまだおすすめはできませんが、購入する場合は十分注意してくださいね。
LogisCoin(LGS)が購入できる取引所は?
現時点ではCryptoBridge、Cryptopia、CoinExchangeで同じぐらい取引されていました。
どこで取引してもいいのですが、せっかく口座を作るなら他の通貨を数多く扱っておりKYCなど運営もしっかりしてそうなCryptopiaが良いと思います。
ここでしか取引できない通貨もあるので作っておいて損はないと思いますよ。