仮想通貨のVeChain(VEN)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
VeChain(VEN)とはブロックチェーンとIot技術を組み合わせてあらゆる製品の流れを管理することを目的に作られた仮想通貨になります。
NFCチップ、QRコード、RFIDタグを販売する商品に埋め込むことでそれらの情報をブロックチェーン上で管理することができるようになり、その結果以下のようなメリットが生まれます。
- 商品管理の簡易化
- 物流の透明化
- 真贋の判定
一つ一つの製品に管理タグをつけその情報を一元管理することでこれまで以上に商品の管理を簡単に行うことができるようになります。
また商品の管理ができるということはその商品がどのようなルートをたどってきたのかも明確になるため、例えば生産地偽装などができなくなるといわれています。
更にルートを明確にすることによってその商品が本物なのかどうかを見分けることができるようになり、特にブランド品を購入する際には真贋を見極めるための大きな助けとなります。
このようにVeChainは商品を単品で管理することができるようになるため特に物流業界にとって非常に恩恵のある仮想通貨となっています。
ちなみにVeChainの読み方はヴェチェインだそうです。
VeChain(VEN)のリブランディング
VeChain(VEN)は2018年の2月にリブランディングを行いました。
リブランディングにより大きく変わったのは以下の2点になります。
名前がVeChainからVeChain Thorに変更となります。
【トークンが2つに】
リブランディング後は2つのトークンを使用することになります。
・VeChain Token(VET)– 企業間の支払いにVeChainのブロックチェーンを利用できるようにするためのトークンです。
・the Thor Power(THOR)– VeChainに投資したい個人向けのトークンです。NEOでいうGASトークンのような位置付けとなります。
リブランディングに関する詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。
仮想通貨の表記がVeChain(VEN)からVeChain Toke(VET)に変更されており、これは随時取引所でも変更されていくことになると思います。
VeChain(VEN)の時価総額
VENの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング15位で1VENあたり516円となっていました。
時価総額の高さがそのまま期待の表れとなっていますね。
VeChain(VEN)のチャートと今後の将来性は?
VENの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
これを見ると現時点ではほぼBTCの変動と連動しているように見えますね。
IoTのと融合はIOTAも同じような感じになっていますが、その内容がしっかり差別化できているのもいいと思います。
またVeChain(VEN)は今後ICOのプラットフォームとしても利用できるとされており、イーサリアムなどとは違ったコンセプトの仮想通貨が作れるのもいいですね。
2018年6月にはメインネットを公開予定なのでこれに伴って価格が上昇することも十分考えられます。
最近ではドイツの自動車製造大手BMWとも提携していますし、技術的にも将来性がある仮想通貨なので今のうちに買っておくのもいいと思いますよ。
VeChain(VEN)が購入できる取引所は?
VeChainの取引は7割ぐらいがLBANKという取引所で行われていました。
ここは香港の取引所なのですが、日本人にはあまりなじみがなく、私も口座を持っていないため詳しいことはよく知りません。
次に取引量が多かったのはBinanceで、ここは日本人も多く利用している世界最大級の取引所なので、VeChainを購入したい場合はここを利用することをおすすめします。