仮想通貨のMicroBitcoin(MBC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
MicroBitcoin(MBC)とは名称からもわかるようにビットコインからハードフォークした仮想通貨で、マイクロペイメントに利用することを目的として作られました。
マイクロペイメントとは数円から数十円程度少ない金額での支払いのことで、ビットコインでマイクロペイメントを行うと手数料の方が高くついてしまうという問題がありました。
マイクロペイメントは主に頻繁にデータをやり取りするような場合に使わることが多く、IoTなどにも導入されていますね。
ビットコインではマイクロペイメントに対応できないためハードフォークにより新たに発行枚数が多いビットコインがつくられたというわけですね。
MicroBitcoinは上限発行枚数が210,000,000,000MBCとなっており、ビットコインの10000倍に相当します。
発行枚数が多くなった分単価も安くなり、それに伴って手数料も安くなるためマイクロペイメントに使いやすくなるわけです。
またASIC耐性も獲得しており、専用のマシンでのマイニングができないようになっています。
ビットコインでは1つのブロックを生成するのに10分かかっていましたが、MicroBitcoinではそれが1分に短縮されています。
すでにAndroidのウォレットは開発されており、近いうちにiOSのウォレットもリリースされるようです。
興味のある方は公式サイトからインストールしてみてください。
MicroBitcoin(MBC)の時価総額
MBCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング1751位で1MBCあたり0.056円となっていました。
ビットコインの10000倍発行枚数があるので単価が安くなるのは当たり前ですが、だいぶ安くなっている感じですね。
MicroBitcoin(MBC)のチャートと今後の将来性は?
MBCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:MicroBitcoin(MBC)のリアルタイムチャート
2018年10月に公開されてから割と安定した価格になっていますね。
一瞬だけ高騰しているところもありますが理由はよくわかりませんでした。
取引高はそれなりにあるのですが、正直ビットコインシリーズとして定着するかどうかは微妙なところだと思います。
今後認知度が上がるかどうかはマーケティングの腕次第ですね。
MicroBitcoin(MBC)が購入できる取引所は?
現時点ではSTEXでほぼすべてが取引されています。
STEXという取引所は私は初めてみたので詳しいことはわかりませんが、1日の取引高はそれなりにあるようです。
興味のある方は口座を作って取引してみてはいかがでしょうか?