仮想通貨のMonero/モネロ(XMR)とは?チャートから見る今後の将来性は?

仮想通貨のMonero/モネロ(XMR)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。

Monero/モネロ(XMR)とは2014年の4月に公開された匿名性の高い仮想通貨となっています。

匿名性の高い通貨は他にもDashやZcash、Vergeといったものがありますがどれも時価総額が高くなっていますね。

匿名性の高い仮想通貨は外部に知られたくない取引を行う時に都合がよく、他者に知られることがないため個人にも人気があります。

Moneroの匿名性はCryptoNoteというプロトコルにより実現しており、これは「リング署名」を実装しています。

リング署名を簡単に説明すると複数の取引を同時に処理することで取引を追跡できなくする技術です。

一口に匿名性といってもその内容は様々で、Moneroでは「誰が誰にいくら送金したか」がわからないようになります。

例えばDashだといくら送金したかはわかるようになっているので匿名性レベルでいえば中程度ということになりますね。

Moneroの取引の承認スピードは2分と匿名性コインの中ではやや遅い部類に入りますが、ビットコインと比べるとはるかに速くなっています。

Moneroは個人にとっても企業にとっても非常にメリットのあるコインなのですが、匿名性という性質からマネーロンダリングなどの犯罪に利用されることも懸念されており、普及にはまだ壁があると言った感じですね。

Monero/モネロ(XMR)の時価総額

XMRの時価総額ランキングは以下の通りです。

この記事を書いているときは時価総額ランキング13位で1XMRあたり18931円となっていました。

Moneroは発行上限枚数に制限のない特殊な仮想通貨なのですが、現時点ではまだそれほど数が出回っていないため単価も高くなっていますね。

いずれ上限が決められることになると思いますが、数が多くなればなるほど単価は下がっていくでしょう。

Monero/モネロ(XMR)のチャートと今後の将来性は?

XMRの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。


参考:Monero/モネロ(XMR)のリアルタイムチャート

最も高値をつけていた2018年の初めには1Moneroあたり5万円まで上昇しました。

その後は一気に下落することになるのですが、4月末にハードフォークにより新しいフォークコインであるモネロV(MoneroV)が誕生し、エアードロップされる予定だと発表されると買いが集中し高騰しました。

現在は利確と買い戻しにより乱高下していますが、もう少しすれば安定してくるのではないかと思います。

匿名性通貨の中でも非常に人気のある通貨なので興味のある方は購入してみるのもいいと思いますよ。

Monero/モネロ(XMR)が購入できる取引所は?

以前は日本のコインチェックでも販売していましたが、事件があってからは利用者数が激減し、更に金融庁への申請で審査が厳しくなったことからコインチェックではMoneroを含む匿名性コインの扱いを停止しました。

なので購入したい場合は海外の取引所を利用する必要があるのですが、取引量が多いのは「HitBTC」や「Binance」となっています。

この2つだとBinanceの方が手数料が安く設定されているため、どちらを利用するか悩んでいる場合はBinanceを利用することをおすすめします。

Binance(バイナンス)の口座開設方法をわかりやすく解説しています。
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