仮想通貨のRaiden Network Token(RDN)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Raiden Network Token(RDN)とはイーサリアムをより早くて安い処理することを目的とした仮想通貨になります。
イーサリアムは現時点で最もDappsが開発されているのですが、これにより処理が追い付かなくなり送金遅延や手数料の高騰といった問題が起きたことがあります。
これをスケーラビリティ問題というのですが、Raiden Network Tokenはそのスケーラビリティを改善し高速処理を実現するためのプロジェクトとなっています。
現在はすべてのやり取りがイーサリアムのブロックチェーン上でやり取りされており、それゆえに情報過多になっています。
Raiden Network Tokenではオフチェーンでの処理を実現しており、結果のみをブロックチェーン上に記述することにより処理する情報量を大幅に削減してくれます。
例えばAからBに1ETH送金し、BからCに1ETH送金したとします。
従来のイーサリアムの技術ではこれらがすべてブロックチェーンに記述されるのですが、Raiden Network Tokenを使えばAからCに1ETH送金したという結果だけ記述されることになります。
これだけ見ると大したことないように見えるかもしれませんが、これが1000人10000人規模になるとかなりの量の情報が削減できるのが分かると思います。
Raiden Network Tokenはこの技術を利用し以下のような場面で使われることを想定しています。
- 店舗決済
- P2Pペイメント(個人間取引)
- マイクロペイメント
- DEX(分散型取引所)
- IoT
基本的には情報処理にスピードが求められて情報量が少ないマイクロペイメントやIoTなどに活用されるようですね。
イーサリアム及びERC20トークンが広がりを見せ実用化されることになればRaiden Network Tokenの価値もおのずと上がっていくことになるでしょうね。
Raiden Network Token(RDN)の時価総額
RDNの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング189位で1RDNあたり55円となっていました。
半年ぐらい前は100位以内にいたこともあったのですがじわじわ下がってきて現在の順位に収まっています。
個人的には再びトップ100に入るぐらいのポテンシャルは秘めていると思います。
Raiden Network Token(RDN)のチャートと今後の将来性は?
RDNの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Raiden Network Token(RDN)のリアルタイムチャート
Raiden Network TokenはICOの際に「ダッチオークション」という形式を珍しい形式をとっていました。
これは高い価格をつけた人から落札していくというもので、これにより一部の富裕層で独占される可能性が低くなるといわれています。
実際この形式をとったことによって多くの人にトークンが配布されたようです。
その時の価格はだいたい1RDNあたり70円前後ぐらいだったようです。
チャートを見ると120円ぐらいから始まっているのでまたたく間に高騰したことがわかりますね。
2018年の仮想通貨全体の高騰時には800円を超えていたこともあったのですがその後は下落の一途をたどっています。
個人的にはプロジェクト内容の割に評価が低いと感じていて、実際に最近のイーサリアム系のプロジェクトではRaiden Networkという単語を目にすることも多くなってきています。
それらの通貨の価値が上がれば自然とRaiden Network Tokenの価値も上がっていくことになるでしょう。
個人的には今の価格はかなり買いだと思っています。
Raiden Network Token(RDN)が購入できる取引所は?
現時点ではLATOKENでの取引量が最も多くなっています。
中国系の大手取引所には上場しているのですがなぜかLATOKENが多いようですね。
LATOKENで購入してもいいですし、Binanceでも取り扱っているのでそちらを利用してもいいと思いますよ。