仮想通貨のRavencoin(RVN)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Ravencoin(RVN)とはブロックチェーン技術を利用して資産の所有権が誰にあるのかを管理・追跡できるプラットフォームを構築することを目的としています。
デジタル資産をトークン化することはもちろんのこと、実世界にある資産(金や不動産など)をトークン化して所有権を明確にすることもできるようになっています。
公式サイトではRavencoinのコンセプトを人気海外ドラマであるゲーム・オブ・スローンズから引用しており、ドラマ内Raven(三つ目の鴉)が真実を伝えるメッセンジャーの役割をしているのに対して、Ravencoinはブロックチェーンを使って資産が誰のものであるか真実を伝えると説明しています。
資産をトークン化できるという点ではコンセプトがLATOKENに似ていますね。
資産のトークン化は多岐にわたって利用可能なのですが、以下にわかりやすい例を一つ上げてみましょう。
- アーティストがコンサートを開くためにRavencoinを使ってチケットをトークン化(500RVN必要)
- チケットの販売が行われ、ユーザーは仮想通貨あるいは法定通貨でチケットを購入
- チケットの所有権が購入したユーザーに渡る
- チケットの所有権を持つユーザーだけがコンサートに参加できる
所有権が記録されることにより、パソコンをハッキングして不正にチケットを入手したり、転売禁止のチケットだった場合で転売した場合はすぐにわかるようになっており主催者側は違反したユーザーをBANすることができます。
現実資産をトークン化できるようになるとあらゆる面で利便性が向上する可能性があり多くの分野で期待されています。
Ravencoin(RVN)の時価総額
RVNの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング146位で1RVNあたり2.15円となっていました。
仮想通貨の地合いが悪い中Ravencoinは価値を一定に保っており、相対的にランキングが上昇する結果となりました。
Ravencoin(RVN)のチャートと今後の将来性は?
RVNの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年1月にビットコインからフォークし公開されました。
チャートを見ると3月ごろに一度3倍近くまで高騰していますね。
5月にもう一度高騰しており、最近も割と乱高下しているように見えます。
ロードマップを見ると明確な時期は記載されていなかったのですが今後はASIC耐性を実装したり、実際にトークン化できるようにしていくとのこと。
証券をトークン化できたりするようになると非常に便利になるので一気に需要が拡大するかもしれませんね。
Ravencoin(RVN)が購入できる取引所は?
現時点ではUpbitとBittrexでの取引が大半を占めていました。
日本人の方はUpbitは少し使いにくくなっているので、できればBittrexを利用することをおすすめします。