仮想通貨のRealChain(RCT)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
RealChain(RCT)とは宝石やジュエリー、アートなどいわゆる贅沢品の真贋を保証し、透明性の高い取引プラットフォームを構築することを目的としています。
このプロジェクトは中国発なのですが、あるデータによると贅沢品の消費のおよそ30%は中国人が占めているとされています。
その市場規模は約2500億ユーロとなっており、非常に大きな規模であることが分かると思います。
また新品に限らずブランドの中古品などの市場も大きくなっており、新品市場のおよそ20%も規模が大きくなっています。
これだけ市場規模が大きいと問題になってくるのは真贋の見極めです。
RealChainは贅沢品の取引には以下のような問題があると指摘しています。
- ハイリスクな偽物取引
- 情報の不透明化
- 効率が悪くハイコストな鑑定と評価
RealChainではこれらの問題を解決するため透明性と信頼性が高いブロックチェーン技術を導入し、独自の鑑定技術とAIによる画像認証技術を導入することにより、より高い精度で真贋を見極めることができるようになっています。
中古品に関しては追跡調査ができるようになっているとのこと。
サプライチェーンの管理・追跡を行うだけのプラットフォームはたくさんありますが、RealChainはあくまで贅沢品の取引プラットフォームを作ろうとしているので、もし実現すればかなり規模の大きな物になりそうですね。
RealChain(RCT)の時価総額
RCTの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング742位で1RCTあたり0.63円となっていました。
少し前までは価格が不安定でランキングも乱高下していたのですが最近は価格も安定してきていますね。
注目度はさておき伸びしろとしてはたっぷりだと思います。
RealChain(RCT)のチャートと今後の将来性は?
RCTの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
ICO時の価格はわからなかったのですが、取引所のチャートを見てみると50円付近からスタートしてすぐに下落していました。
まあ公開した時期が2018年の1月ごろだったので下落は仕方ないですね。
その後一度持ち直した時があったのですが結局下落し今の水準まで下がってしまいました。
ロードマップを見ると2018年中には他のプラットフォームにもRealChainを導入していくことを考えているようです。
市場規模が大きいだけに興味深いプロジェクトではありますが、サプライチェーン追跡系のプロジェクトとかぶるところもありますし、どれだけマーケットを広げられるかが普及のポイントになりそうですね。
RealChain(RCT)が購入できる取引所は?
現時点では9割以上がOKExで取引されています。
上場のペースがちょっと遅いような気もしますが、そこはこれからのマーケティングに期待ですね。
興味のある方はOKExの口座を開設して取引してみてください。