仮想通貨のSpaceChain(SPC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
SpaceChain(SPC)とは宇宙とブロックチェーン技術を組み合わせた世界初のオープンソースのブロックチェーンベースの衛星ネットワークを構築する分散型宇宙機関を開発するプロジェクトになります。
現在ネットワークに接続するためには基地局を通じた通信回線を利用する必要があり、これでは地理的要因や自然災害などによって基地局が損壊した地域では、利用することができないなどの問題があります。
また現在飛んでいる衛星では地球までの距離が遠すぎて高速通信を行うことが不可能となっています。
イメージ的には月面基地とNASAが更新する際にはタイムラグがあるようなものを想像するとわかりやすいと思います。
SpaceChainでは低地球軌道上に衛星を飛ばしネットワークを構築することを目指しています。
これにより衛星を使った高速通信が可能になり、ブロックチェーン産業のための分散型インフラストラクチャーとしても役立つことが期待されます。
そしてSpaceChainのオープンソースオペレーティングシステムであるSpaceChain OSは、シングルオペレータ衛星をマルチテナント衛星に変換するため、ユーザーは1つの衛星上でさまざまな種類の宇宙ベースアプリケーションを開発することができます。
例えば取引所、グローバルリアルタイムセンサーアレイ、超セキュアなデータストレージ、真のピアツーピア暗号化メッセージングなど、分散アプリケーション(dApp)の迅速な開発、テスト、展開にプラットフォームを利用することができます。
なかなかイメージしにくいですが本当に実現すればスゴイことになりそうですね。
SpaceChain(SPC)の時価総額
SPCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング357位で1SPCあたり1.79円となっていました。
2018年1月に公開されてから苦戦が続いているという感じですね。
衛星を打ち上げてからが本番なのでそれまではなかなか価値が上がりにくいかもしれません。
SpaceChain(SPC)のチャートと今後の将来性は?
SPCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年1月に公開されており、地合いが悪いこともあって右肩下がりになっています。
ずっと低迷していましたが11月9日に2倍近く高騰しているところがあります。
SNSを調べてみると新たなノードを立てたという記事とinternational.bittrex.comに関する記事がありました。
おそらくinternational.bittrex.comに新たに上場したというニュースだと思いますのでこれが要因となって上がったのでしょう。
しばらく高値が続いた後現在は元の水準に戻りつつあります。
調べてみるとERC20トークンとQRC20トークンが発行されているようで、どちらにも対応しているのがQbaoのウォレットのようなので購入する場合はそちらを利用するといいでしょう。
SpaceChain(SPC)が購入できる取引所は?
現時点ではBittrexでの取引量が最も多くなっていました。
非常に信頼のある大手取引所なのでまだ口座を持っていない方はぜひこの機会に作ってみてください。