仮想通貨の日本円での取引割合【2018年5月版】

2018年5月の仮想通貨の日本円での取引割合がどうなっているのか調べていきたいと思います。

ニュースなどで日本は仮想通貨大国であると聞いたことがある方も多いと思いますが、その理由は日本円でのビットコインの取引量が過去に半分以上を占めていたからです。

その後仮想通貨を取り巻く環境も大きく変わったため徐々に仮想通貨情勢が変化してきていると思われます。

2018年5月9日時点の法定通貨でのビットコインの取引量の割合は以下のようになっていました。


参考:https://www.cryptocompare.com/

グラフの内訳は以下の通りです。

JPY(日本円)・・・42.85%
USD(米ドル)・・・26.36%
USDT(Tether)・・・20.29%
KRW(大韓民国ウォン)・・・4.98%
EUR(ユーロ)・・・3.23%
その他・・・2.29

USDT(Tether)は厳密に言うと仮想通貨ですが、価値は米ドルと同じであるため法定通貨としてカウントされているようです。

これを見ると法定通貨での取引割合はまだまだ日本円が多いように思いますが、USDとUSDTを会わせると日本円を超えていますね。

また法定通貨での取引量は全体のごく一部であるためあまり参考にはならないと思います。

そこですべての通貨ペアを含めたビットコインの取引量を調べてみると以下のようになっていました。

これを見ると日本の取引所は下の方に固まっていますが、備考欄に「Volume Excluded – No Trading Fees」と記載がありました。

これは取引手数料が無料になっているのでランキングからは除外していますよということですね。

もしこれが普通にランキングに入っていたらQuoinexはビットフライヤーを抑えて5位、ZaifとFiscoもそれぞれ14位と15位ということになります。

そう考えると日本の取引所の取引量はかなり多いですね。

最初に調べたグラフも納得の数字です。

ちなみに最も取引量が大きいのはBitMEXのBTC/USDペアとなっており、おそらくこれはFXを利用しているからでしょう。

以上のように世界的に見ても日本円での取引が多いのはよくわかりましたね。

ただ局地的なアンケートによると日本人で仮想通貨を保有しているのは10%未満で、これはアメリカやオーストラリア、ヨーロッパでも同じような結果だそうです。

仮想通貨を保有しているのはまだまだ一部の人だけだということですね。

ですが将来的には仮想通貨は欠かせないものになっていく可能性は十分あると思いますし、ちょっとした出来事でユーザーが増えていくと思いますけどね。

<追記>
つい最近の記事で各国で2万人ぐらいを対象に行われたアンケートで日本の仮想通貨保有率は11%で世界で最も高かったようです。

新しい物好きな日本人ですがそれでもまだ11%しか保有していないんですね。

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