仮想通貨のZPER(ZPR)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
ZPER(ZPR)とは韓国発の分散型P2P金融プラットフォームを提供しているプロジェクトになります。
P2P金融は従来の金融システムよりも柔軟であるためここ数年で爆発的な成長を見せていますが投資家目線で見ると以下のような課題が残っています。
- P2P金融業者の選定が難しい
- リスク軽減に向けた分散投資の多様性が不足
- 投資した債権を満期日前に流動化させることが難しい
- P2P金融業者がリスク分析のためのデータ活用には限界がある
このような問題を解決するため以下のような解決策を実施していきます。
- スマートコントラクトに基づいた透明かつ健全なP2P金融取引環境を築く
- グローバルP2P金融アライアンスを通じて多様な投資商品を構成
- 利金受け取り権のトークン化により投資の柔軟性を確保
- 合理的報酬システムを構築することでデータ活用性を高める
つまりは借り手と貸し手を直接つなぐ金融プラットフォームなのですが、投資家のリスクを軽減するために認証済みの世界中のロボアドバイザーアルゴリズムを通じてグローバル分散投資ポートフォリオを構成することもできるようになっています。
また金融サービスだけでなくP2Pでのデータ売買なども視野に入れているとのこと。
個人的にはなかなかおもしろそうなプロジェクトであると思っています。
公式サイトが珍しく日本語に対応しており日本語のホワイトペーパーもあるので興味のある方はご覧になってみてください。
ZPER(ZPR)の時価総額
ZPRの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング538位で1ZPRあたり0.41円となっていました。
地合いが悪いためここまで高騰は見せていませんが、そろそろ上昇に転じるころだと思っています。
ZPER(ZPR)のチャートと今後の将来性は?
ZPRの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年7月に上場しており地合いが悪いこともあってここまでは右肩下がりになっています。
いわゆるICO割れを起こしており最高時の5分の1ぐらいまで下がってしまっています。
まあでもこれはどの通貨も同じことなのでそこまで心配する必要もないでしょう。
2018年中にはロボアドバイザーがローンチされ、2019年の初めには正式にサービスをスタートさせるようです。
このあたりで価格の上昇が見込めそうですね。
ZPER(ZPR)が購入できる取引所は?
現時点ではAllbitで7割近くが取引されており、次に多いのがBitForexでした。
どちらを利用しても流動性は確保できていると思われるので口座を持っている方を利用するといいでしょう。