仮想通貨のOyster(PRL)とは?チャートから見る今後の将来性は?

仮想通貨のOyster(PRL)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。

Oyster(PRL)とはWebコンテンツを収益化したい制作者と手頃な価格でオンラインストレージを使いたいユーザーの橋渡しをする画期的なプロジェクトです。

現在Webサイトで収益化を図ろうとした場合その手段は広告掲載に限られてしまっています。

ですが表示される広告は閲覧者の興味を引かないものであることも多く、多くのユーザーは広告をブロックしてしまっています。

一方、クラウドストレージ市場は大手が市場を独占しており後発での市場への参入は難しくなっています。

またデータを保存しているサーバーが一極集中しているためハッカーに狙われやすく個人情報が簡単に漏れる危険性もあります。

これらの問題を解決するためOysterではWebサイトを収益化でき分散型オンラインストレージを構築できるプラットフォームを提供します。

Oysterは独自のプロトコルを使ってネットワークにアップロードされたデータをIOTAのTangleに保存します。

仮想通貨のIOTA(アイオタ)とはどういうものなのか特徴をわかりやすくまとめています。

DAGを使ったTangleは完全に分散化されており、数百万のIoTデバイスが接続されることになるためセキュリティも整っています。

一方、Webサイトを保有している人はサイトに簡単なスクリプトを埋め込みます。

これによりOysterプロトコルでアップロードされたデータを確認するためデバイスのCPU / GPUが作業証明の実行に使用されていることを知らせる同意ボックスが提示されることになり、これに同意すると作業が開始されます。

作業が完了するとOysterプロトコルにアップロードされたファイルのデータマップに埋め込まれたPRLをロック解除できるようになりそれが報酬としてもらえることになります。

Webの制作者は広告以外での収益化ができるようになり、オンラインストレージを使う人は安くて安全なストレージを確保することができるようになるというわけです。

現在はファイルストレージのβ版が公開されているだけですが、近いうちにメインネットが公開されてWeb制作者も収益化できるようになるようです。

Oyster(PRL)の時価総額

PRLの時価総額ランキングは以下の通りです。

この記事を書いているときは時価総額ランキング450位で1PRLあたり8.43円となっていました。

この1カ月の間にじわじわと価格が上がってきていたのですが、先日急落して元の水準に戻ってしまいました。

急落の原因となっているのはKucoinのウォレットを使ってOysterにハッキングが行われ、新たに300万PRLが発行されてそれがイーサリアムに交換されたことによる被害があったからです。今回のセキュリティ面での問題はKucoinとOysterの両方にあったといわれていますがまだ真相はわかっていません。

Oyster(PRL)のチャートと今後の将来性は?

PRLの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。


参考:Oyster(PRL)のリアルタイムチャート

2017年の11月に公開されており、最も安い時は0.05円ぐらいでした。

それが2018年の仮想通貨全体の高騰時には480円ぐらいまで上がりました。

単純計算で9600倍ぐらいになっていることになりますね。

個人的にもこのプロジェクトは非常におもしろい取り組みだと思います。

生き残れるかはわかりませんが個人的には頑張ってもらいたいです。

Oyster(PRL)が購入できる取引所は?

現時点では大半がKucoinで取引されているのですが残念ながら日本人だと利用することができません。

Cryptopiaという非常に多くのコインを取り扱っている老舗の取引所でも取引することができるので購入したい場合はこちらを利用するのが良いでしょう。

海外取引所であるCryptopiaの口座開設方法をわかりやすくお伝えしています。
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